社長メッセージ

代表取締役社長 高橋輝夫

 株主・投資家の皆様には日頃より、NPRグループに対して格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 ここに、2020年度における当グループの事業の概況等をご報告申し上げます。

 2020年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、減速を余儀なくされました。我が国におきましては、昨年4月に発令された緊急事態宣言が解除された後は、段階的な経済活動の再開や各種政策の効果等により、持ち直しの動きが見られたものの、本年にも緊急事態宣言が再発令される等、依然として収束が見通せず、先行き不透明な状況が続きました。

 当グループが関連する自動車業界におきましては、下半期において受注環境の改善が見られたものの、新型コロナウイルス感染症拡大による需要減少に加えて、車載半導体の供給不足による影響等を受け、世界の自動車生産台数は大幅に減少しました。このような状況の中、当グループは自動車メーカーの各国での操業停止や減産等により、売上高は452億76百万円(前年同期比17.5%減)となりました。

 損益面におきましては、原価低減や固定費削減、業務効率化の効果等により下半期は黒字化したものの、上半期の落ち込みを補いきれず、営業損失は1億65百万円(前年同期は営業利益18億29百万円)、経常利益は助成金収入の計上等により3億55百万円(前年同期は経常利益17億76百万円)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は、一時的な法人税等調整額の増加等により、8億13百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益4億90百万円)となりました。

 この度、当グループは、2023年度を最終年度とする第八次中期経営計画をスタートいたしました。「Change as Chance ~変化の中にこそチャンスあり~ 」を基本方針とし、新型コロナウイルス感染症による影響からの業績回復だけでなく、全体最適なモノづくりシステムの構築、コア技術・製品によるソリューション提供型開発営業の推進、更には将来にむけた新製品事業開発・創出への取り組み等を進め、引き続き企業価値の向上に努めてまいります。

 新中期経営計画の初年度となる2021年度の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の収束時期は未だに見通せず、引き続き先行き不透明な状況が続くと思われます。また、当グループが関連する自動車業界におきましては、一部の地域を除いて受注環境の改善が見られておりますが、車載半導体の供給不足による影響が継続することが予想されます。このような状況を踏まえ、2021年度の業績予想につきましては、売上高500億円、営業利益21億円、経常利益21億円、親会社株主に帰属する当期純利益13億円を予想しております。また、配当につきましては、年間配当を1株当たり60円(中間配当20円、期末配当40円)に増配させていただく予定としております。

 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2021年5月14日
代表取締役社長 高橋 輝夫
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