社長メッセージ

代表取締役社長 高橋輝夫

 株主・投資家の皆様には日頃より、NPRグループに対して格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 ここに、2021年度第1四半期における当グループの事業概況等についてご報告申し上げます。

 2021年度第1四半期における世界経済は、新型コロナウイルスワクチンの接種進展により経済活動の制限が徐々に解除され、回復の兆しが見られたものの、感染力の強いと言われる変異株による再拡大が懸念されており、引き続き収束時期が見通せない状況となりました。我が国におきましては、海外経済を背景とした輸出の改善や個人消費の持ち直しがありましたが、断続的な緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の発令に伴い、経済活動の回復にむけた動きは鈍く、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。

 当グループが関連する自動車業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大で需要が急減した前年同期からは回復基調にあり、世界の自動車生産台数は増加しました。このような状況の中、当グループは自動車メーカーにおける車載半導体不足による影響を受けたものの、市場動向にあわせた需要の取り込みを進めたこと等により、売上高は130億10百万円(前年同四半期比24.3%増)となりました。

 損益面におきましては、原材料高騰の影響等がありましたが、増産効果に加えて、原価低減や固定費の削減を継続して推し進めたこと等により、営業利益は10億71百万円(前年同四半期は営業損失6億27百万円)、経常利益は為替差益の計上等により11億96百万円(前年同四半期は経常損失6億1百万円)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億65百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失10億23百万円)となりました。

 通期見通しにつきましては、2021年5月14日に公表いたしました通期連結業績予想では、新型コロナウイルス感染症の拡大や車載半導体の供給不足による影響等を見込み策定しておりましたが、受注が予想を上回る水準で推移したことに加え、原価低減活動の進展や為替相場が想定レートに対し円安基調で推移したこと等により、売上高、利益ともに前回発表の予想値を上回る見込みとなりましたので、売上高510億円、営業利益26億円、経常利益27億円、当期純利益17億円に上方修正いたしました。

 今年度からスタートいたしました第八次中期経営計画におきましては、「Change as Chance ~変化の中にこそチャンスあり~」を基本方針とし、新型コロナウイルス感染症による影響からの業績回復だけでなく、全体最適なモノづくりシステムの構築、コア技術・製品によるソリューション提供型開発営業の推進、更には将来にむけた新製品事業開発・創出への取り組み等を進め、引き続き企業価値の向上に努めてまいります。

 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2021年8月6日
代表取締役社長 高橋 輝夫
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