お客さまとともに
関連するSDGs

お客さまに信頼され選ばれるサプライヤーを目指して、「顧客第一主義の考えに立ってすべての物事を進める」という経営理念に基づき、営業、開発、生産、物流などすべてのプロセスで徹底した品質の向上に取り組んでいます。
品質方針
1.顧客の要求にあった信頼性のある品質の製品を最も経済的に生産し、必要な時に提供することをとおして社会に貢献し、もって社業の隆盛を図る。
2.社内すべてのものが強い品質意識をもち業務活動に品質管理手法を活用して製品品質、業務品質の継続的改善に努め前項を完遂できる品質マネジメントシステムを確立する。
品質マネジメントシステム
国内外の生産拠点で、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001認証取得を推進しているほか、自動車産業向け規格であるIATF16949認証、医療機器の規格であるISO13485認証も積極的に取得しています。
認証取得状況
事業所 | 取得年月※1 | ||
---|---|---|---|
ISO9001 (品質) |
IATF16949 ※2 (品質-自動車) |
ISO13485 (品質-医療機器) |
|
本社 | 1999年1月 | 2004年10月 | - |
栃木工場 | 1999年1月 | 2004年10月 | 2016年5月 |
日ピス岩手 | 1999年1月 | 2004年10月 | - |
日ピス福島 | 1999年1月 | 2004年10月 | - |
NPR of America, Inc. ケンタッキー事務所 | 2010年4月 | 2013年2月 | - |
NPR of America, Inc. ミシガン事務所 | 2009年2月 | 2015年1月 | - |
NPR Auto Parts Manufacturing (Yizheng) Co., Ltd. | 2008年5月 | 2008年5月 | - |
NPR ASIMCO Powdered Metals Manufacturing (Yizheng) Co., Ltd. | 2015年6月 | 2015年6月 | - |
PT.NT Piston Ring Indonesia | 2010年4月 | 2013年10月 | - |
PT.NPR Manufacturing Indonesia | 2012年4月 | 2016年1月 | - |
SIAM NPR Co., Ltd. | 2003年2月 | 2010年4月 | - |
NPR Auto Parts Manufacturing India Pvt. Ltd. | 2020年1月 | 2015年10月 | - |
※1 取得年月は、初回の登録年月
※2 IATF16949に移行前のISO/TS16949初回登録年月
品質向上の取り組み
全社的な品質横断活動として「S-3C活動」、「N-JK活動」、「NPM活動」を推進しています。
「S-3C(Standard-3Check)活動」では、"作業標準の妥当性確認"、"作業標準と実作業の照合確認"、"管理・監督者による作業者チェック状況確認"、という3つの確認を行うことにより、熟練者の知識を伝承して、誰でも理解出来るような作業標準への見直しを行っています。
「N-JK(NPR-自工程完結)活動」は、社外品質問題や工程内不良ゼロの達成を目的として、品質を各工程で造りこみ、自工程完結出来る工程づくりを目的とした活動です。
「NPM(NPR Total Productive Maintenance)活動」は、持続的に利益を確保できる体質づくりをねらいとした活動で、全員参加で作業改善や設備改善を進めています。
この3つの活動のあるべき姿を追求し、段階的な目標水準を当社独自に定量化して、定期的に各職場の評価を行い、職場力レベルの把握と維持向上を図っています。
これらの活動を『品質管理の三本柱』として、品質異常が未然防止出来る工程の構築に取り組んでいます。
トピックス
海外拠点や仕入先様を含むサプライチェーン全体での品質向上の取り組みの成果が認められ、2022年3月、トヨタ自動車株式会社様より品質管理優秀賞を受賞しました。


お取引先様とともに
関連するSDGs

当グループは、調達方針に基づきお取引先様と健全なパートナーシップを築いています。また、お取引先の皆様には法令・社会規範の遵守、人権・安全衛生・環境への配慮、紛争鉱物不使用などの社会的責任についてご理解・ご賛同いただくことで、サプライチェーンを通じた持続可能な調達活動を推進しています。
調達方針は、こちらに掲載しています。
>>調達情報ページ
地域社会とともに
関連するSDGs

当グループは、社会の一員として、積極的に社会貢献活動を推進し、ステークホルダーの皆様から信頼される企業を目指します。

工場見学の受け入れ
国内の各製造拠点では、地元の小・中学校などの工場見学を積極的に受け入れ、地域の方々との交流を図っています。

地域の清掃活動
地域環境保全活動の一環として事業所周辺の清掃活動を行っています。

地元自治体への寄付
2014年度より、生産拠点のある自治体に、教育支援として図書費を寄付しております。2021年度は、災害時に役立てて頂くため、新たに当社グループ会社となった「株式会社ノルメカエイシア」が取り扱う災害対策用品を寄贈しました。

埼玉大学FPSU様

早稲田大学WFP様
学生フォーミュラーへの支援
車が大好きな学生さんたちのサークル:埼玉大学FPSU様、早稲田大学WFP様、一関高専&岩手大学SIFT様の各チームの活動を支援しています。

福島ひまわり里親プロジェクトへの参画
日ピス福島では、NPO法人チームふくしまが、東日本大震災の復興支援活動として展開している福島ひまわり里親プロジェクトの趣旨に賛同し、工場の敷地内でひまわりを育てています。採れた種から絞ったひまわり油は、福島県内を走るバスのバイオエネルギーとして活用されます。

児童養護施設等への寄付
アメリカの製造拠点エヌピーアール オブ アメリカのケンタッキー事業所では、フードロスの削減と子どもたちへの支援を目的として、家庭で消費しきれない食料や日用品などを持ち寄り、児童養護施設や支援を必要としている家庭などに寄付しました。

臨時医療施設の環境改善に貢献
タイでは新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、臨時医療施設が各地に開設されましたが、エアコンがなく環境が整っていない施設が多くありました。タイの製造拠点サイアム エヌピーアールでは、このような近隣の臨時医療施設に扇風機や飲料水の寄付を行いました。
また、当グループは、公益財団法人 日本ユネスコ協会連盟の国際平和と人類共通の福祉の実現を目指す活動に共感し、維持会員として同連盟の活動を支援しています。
*日本ユネスコ協会連盟とは、UNESCO憲章の理念に賛同し、国際的な視野で身近な活動を通じて平和の礎と持続可能な社会を築くことを目指して活動しているNGOです。
全国に約280のユネスコ協会・クラブがあり、地域に根ざした活動を展開するとともに、日本ユネスコ協会連盟として、教育支援(世界寺子屋運動、減災教育と自然災害発生後の教育支援)、自然・文化継承(未来遺産運動、世界遺産活動)等の活動を行っています。
従業員とともに
関連するSDGs

当グループは、会社の持続的な成長を実現するのは人財であると認識しており、安全衛生や人材育成、多様性の尊重などさまざまな面から従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮し、いきいきと働ける職場づくりを推進しています。
安全で安心な職場づくり
【安全衛生方針】
当グループは、働く人の健康と安全を確保して安全で安心な職場環境の整備に努め、経営者と従業員が一丸となり安全風土を醸成します。
1.安全衛生関係法令及び社内基準を遵守し、より一層の安全衛生管理に努めます。
2.職場のリスクアセスメント活動で、”災害ゼロ”の安全で安心な職場づくりを推進します。
3.心と体の健康づくりに取り組み、いきいきとした職場づくりを推進します。
4.社員ならびに協力会社とのコミュニケーションを図り、全員参加の安全衛生活動を実行します。
5.啓発活動及び教育訓練を通じて、安全衛生意識の高揚に努めます。
6.安全衛生活動の実行に当たっては、適切な経営資源を投入し、継続的改善を実施します。

安全道場
製造拠点およびR&Dセンターに安全道場を設置しています。危険体感機による疑似体験を通して、従業員一人ひとりの危険に対する意識向上に取り組んでいます。

安全の門
製造拠点およびR&Dセンターの入り口に安全の門を設置しています。日々安全に対して意識付けを行い、安全風土の醸成を図っています。
健康的な職場づくり
当グループは、従業員の心身の健康を重要な経営課題と捉え、戦略的な健康経営を更に推進するため、「健康経営宣言」を制定しました。
従業員一人ひとりが健康でいきいきと働くことができるように、健康増進やメンタルヘルス対策、ワークライフバランスの推進のための様々な取り組みを積極的に行っています。
健康経営推進体制
健康経営の推進に関する具体的な取り組み
1.健康診断および特定保健指導の強化
・健康診断については、診断予備日を設定し、受診できなかった従業員をフォローすることで、受診率の向上に繋げています。 予備日でも受診できなかった従業員に対しては、個別に電話連絡し、医療機関の受診を指示しています。
・特定保健指導については、2021年度からWEBによるリモート面談を取り入れたことで在宅勤務中でも面談が可能となり、初回の特定保健指導実施率が95%に向上しました。初回面談の実施後は、外部の保険指導者と健康保険組合および事業所の看護師等が連携し、対象者の状況を確認しながら、6ヵ月後の数値改善を目指しています。
2018年度 実績 | 2019年度 実績 | 2020年度 実績 | 2022年度 目標 | |
---|---|---|---|---|
健康診断受診率 | 89.3% | 96.3% | 98.0% | 100.0% |
特定保健指導実施率(6ヵ月後) | 68.0% | 71.0% | 72.0% | 75.0% |
2.メンタルヘルスケアの実践
・従業員とその家族の心と体が健康であることが、企業の発展につながるものと考え、メンタルヘルス不調の予防、早期発見、早期対処、復職支援等に取り組んでいます。
・2020年度のストレスチェック受検率は、5年連続で100%を達成し、結果を組織分析することで現状リスクを把握しています。
また、高ストレス職場の従業員に対しては、外部EAPによる個人面談や職場管理職を対象にしたセミナーを実施し、職場環境の改善に取り組んでいます。
2018年度 実績 | 2019年度 実績 | 2020年度 実績 | 2022年度 目標 | |
---|---|---|---|---|
ストレスチェック受検率 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
3.ワークライフバランスの推進
・有給休暇の取得推進については、リフレッシュ休暇制度等を設け、取得しやすい風土づくりを進めています。
また、ライフサイクルの節目(勤続10年、20年、30年)で心身のリフレッシュを図るとともに、今後の飛躍のための充電期間として活用してもらうことを目的とした特別休暇制度も設けています。
・労働時間の適正化については、入退室とパソコン稼働時間を照合し、システム化・可視化することで労働時間管理を徹底し、適切な業務配分・マネジメントに繋げるとともに、業務効率化による残業時間削減についても各種取り組みを実施しています。
・フレックスタイム制の導入
・仕事と育児・介護の両立をサポートする諸制度の導入(育児/介護休業制度、育児/介護短時間勤務制度、就業場所変更に関する配慮、時間外・休日・深夜労働の制限等)
2020年度 実績 | |
---|---|
従業員一人当たり実労働時間 | 157時間/月 |
従業員一人当たり平均残業時間 | 4時間/月 |
有給休暇取得率 | 54.7% |
4.受動喫煙防止と喫煙率低減活動
・喫煙対策については、受動喫煙防止を強化し、屋内喫煙所の廃止、就業時間内禁煙を実施しています。
また、健康保険組合と協働し、受診勧奨基準値以上の喫煙者を対象に喫煙外来治療の一部を会社負担する制度を検討しています。
2018年度 実績 | 2019年度 実績 | 2020年度 実績 | 2022年度 目標 | |
---|---|---|---|---|
喫煙率 | 34.9% | 34.6% | 34.1% | 30.0% |
5.健康管理、健康増進
・人間ドック、がん検診、レディース検診の受診補助
・インフルエンザ予防接種の費用補助
・栄養バランスに配慮した食事・お弁当の提供
・健康意識向上のための講座開催
・健康情報の発信
・ウォーキングイベントの開催等の運動機会増進活動の実施
・外部フィットネスクラブとの法人契約締結
2018年度 実績 | 2019年度 実績 | 2020年度 実績 | 2022年度 目標 | |
---|---|---|---|---|
運動習慣者率 | 16.4% | 15.5% | 19.8% | 30.0% |
本社では「さいたま市健康マイレージ」に参加しています。歩くことを中心として楽しみながら継続的な健康づくりを支援するさいたま市の制度で、多くの従業員が「目指せ!1日8,000歩」にチャレンジし、意識の高揚を図っています。
また、毎年1月に栃木県野木町で開催される駅伝大会に出場しています。
この大会では、当社が開発した新型モーターを搭載する小型電気自動車が先導車として活躍しています。
健康経営に対する外部からの評価
経済産業省および日本健康会議が主催する「健康経営優良法人認定制度」において、2020年より3年連続で「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」に認定されました。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
また、本社所在地である埼玉県より、従業員等の健康に配慮した取り組みを継続・実践した企業として「埼玉県健康経営実践事業所」として認定を受けました。
人づくり

ものづくり学校での講義の様子
ものづくり学校
ものづくり学校は2010年に設立された事業所内の研修機関です。半年間のカリキュラムで技能や知識を身につけ、将来を担う人財を育成しています。

女性ワーキングチームによる活動の様子
ダイバーシティ
女性従業員の活躍支援、外国人従業員の採用、定年後の再雇用、障がい者の雇用など性別、国籍、年齢、障がいの有無にかかわらず多様な人財が活躍できる職場づくりを進めています。
コミュニケーションの充実

日ピス福島での家族の工場見学の様子
従業員の子供たちが、お父さん、お母さんがどのような会社でどのような仕事をしているのかを実際に見ることができて貴重な体験になったと大変好評を頂いています。

はなはな運動
花を植えることで職場の美化や社員同士の親睦を深めることなどを目的として実施している運動です。
花壇には工場で不要となった廃材などを再利用しています。
いきいき職場部会
従業員全員が明るくいきいきと働ける職場づくりを推進するため、国内の全拠点にいきいき職場部会を設置しています。
職場も年齢も性別も異なるメンバーが集まり、従業員満足度向上のため様々な活動を行っています。
主な活動
- ・家族の職場見学会
- ・はなはな運動
- ・食堂での特別メニューの提供
- ・工場のイルミネーション
- ・従業員アンケートの実施
- ・地域行事への積極参加
- ・ハード面での職場環境改善

栃木工場での納涼祭の様子
社内イベント
社内のコミュニケーションの活性化を図るとともに、従業員を日々サポートしてくれている家族の皆様に感謝の気持ちを伝えることを目的として、納涼祭や運動会などの家族参加型のイベントを開催しています。

日ピス岩手でのソフトボール大会の様子


エヌティー ピストンリング インドネシアの家族祭りの様子
